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新形400kg可搬ハンドリングロボットを発売
− 手首軸を強化し大型自動車部品・住宅材等へ幅広く対応 −

新製品2014年12月24日

 株式会社安川電機(代表取締役会長兼社長 津田 純嗣)は、産業用ロボットMOTOMAN(モートマン)に、新形400kg可搬ハンドリングロボットをラインアップし、12月24日より販売開始いたします。

  • https://www.yaskawa.co.jp/wp-content/uploads/2015/03/427_top_1.jpg

1.製品化のねらい

 当社は様々な業種のニーズに合わせたハンドリングロボットを提供し、市場のニーズに応えてまいりました。このたび、可搬質量400kgのMOTOMAN-MH400IIを新たにラインアップしました。
 自動車用大型部品および治具の搬送では、ワークが長く把持箇所も限られていることが多く、実際の質量以上の高い力がロボットアームにかかります。また、近年では住宅パネルや家具材料など広面積で質量のある材料の搬送においてもロボットによる自動化のニーズが高まっています。
 MOTOMAN-MH400IIは、このような大型ワークの搬送に重要となる手首軸の耐荷重を大幅に強化し、従来このクラスではカバーできなかった大型部品・材料のハンドリングを可能にします。

2.主な特長

(1)搬質量400kgタイプを新たにラインアップ
弊社従来機種(可搬質量350kg)より可搬質量を50kg増加しました。これにより、搬送するワークや装着するツール、センサの選択の幅が広がります。

 

(2)クラス最大級の手首軸モーメント/イナーシャ
ハンドリング用途で重要となる手首軸の許容モーメントを従来機種に比べ150%以上、許容慣性モーメント(イナーシャ)を200%以上へ強化しました。自動車のサイドパネルやその治具等、把持部分から重心までの距離が長いワークに対しても高い搬送能力を発揮します。

 

(3)ロングリーチ
3m級のロングリーチを備えました。サイズの大きなワークにおいても回転・上下方向など自由度の高い搬送が可能です。

3.主な用途

大型自動車部品、住宅材、建機部品等のハンドリング

4.販売計画

(1)販売開始  2014年12月24日 
(2)販売価格  オープン価格

 

 

【お問い合わせ先】
株式会社安川電機
ロボット事業部
グローバルマーケティング部
上野 祐一郎
TEL: 093-645-7703
FAX: 093-645-7802

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