新製品2006年10月10日
株式会社安川電機(取締役社長 利島 康司)は、2006年3月の出荷開始から好評をいただいているサーボ調整が不要のACサーボ「JUNMAシリーズ」に、新たにオープンネットワークMECHATROLINK-II対応の機種を追加して2006年10月10日から出荷開始いたします。 |
ACサーボドライブ「MECHATROLINK-II対応JUNMAシリーズ」 |
1. 製品化のねらい |
2. 主な特長 |
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(1) |
サーボ調整が不要、マシンコントローラMP2000シリーズとの組合せでセットアップ工数削減 |
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当社が開発した最新のオートチューニング機能により、高い応答性を出すためのサーボ調整作業を一切不要にしました。パルス指令形JUNMAシリーズと同じくサーボ調整パラメータはありません。リアルタイムにオートチューニングを行っているので、負荷慣性モーメントがモータの慣性モーメントの10倍まで回転中に変化しても、応答性は変りません。さらにマシンコントローラMP2000シリーズとの組み合わせでは、MP2000シリーズのオートコンフィグレーション機能によってシステム全体のセットアップ工数をさらに削減できます。 | ||
(2) |
オープンネットワークMECHATROLINK-II対応により省配線で他の制御機器との接続が簡単 |
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上位コントローラや他の制御機器との配線を簡単に行えるオープンネットワークMECHATROLINK-IIに対応しています。上位コントローラとの接続は、MECHATROLINK-IIケーブル一本のみです。 約170社が所属するMECHATROLINK協会のMECHATROLINK-II対応各種機器(コントローラ、ビジョンシステム、インバータ、サーボ、ステッピングモータ、I/O等)との接続を簡単に行えます。 |
MECHATROLINK協会に所属する約170社の各種機器との接続が容易 |
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(3) |
MECHATROLINK-IIに対応した制御機能 |
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(4) | 高トルク、高速度、高精度のサーボ性能 | |
同等出力のステッピングモータに比べて、モータ外形は一枠小さいにもかかわらず、最大トルクは定格トルクの3倍、最大速度は4500min-1、分解能8192パルス/回転、電子ギヤ0.01~100の設定が可能です。 |
3. 主な用途 |
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高トルク、高速度、高精度が要求される位置決め用途で、複数軸をネットワークで容易に接続したい場合に最適です。 | ||
(1) |
ボールねじ、ベルト駆動等を使った汎用装置 |
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(2) | 検査装置、ラベリング装置、包装機、印刷機、繊維機械、彫刻機 | |
(3) |
一般搬送装置 |
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4. 製品ラインナップ |
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単相AC200V電源 定格出力100W、200W、400W、750W 計4機種 定格・仕様・外形寸法は、[参考資料]を参照ください。 |
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5. 販売計画 |
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(1) |
出荷開始 2006年10月10日 |
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(2) | 販売計画 10000台/年 | |
(3) |
販売価格 オープン価格 |
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[参考資料]
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[お問い合わせ先] |
株式会社 安川電機 |
モーションコントロール事業部 |
ソリューション&サポートセンタ 営業推進課 |
須藤 勇人 |
Tel. (04)2962-5470 |
Fax. (04)2962-5913 |