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太陽光発電用パワーコンディショナ「Enewell-SOL 10kW/9.9kW」を販売開始
-よりコンパクトに、より使いやすくPV1000をフルモデルチェンジ-

新製品2014年9月18日

 再生可能エネルギー活用のニーズの高まりを背景に、国内の太陽光発電市場は順調に拡大しています。
 株式会社安川電機(代表取締役会長兼社長 津田 純嗣)は、2010年より販売してまいりました太陽光発電用パワーコンディショナPV1000(10kW)をフルモデルチェンジし、Enewell-SOL 10kW/9.9kWとして販売を開始いたします。  

  • https://www.yaskawa.co.jp/wp-content/uploads/2014/09/405_top_1.gif

1.製品化の狙い

 当社は、中期経営計画「Realize 100」における新規事業の柱として「環境・エネルギー」事業領域の取組みを加速しております。なかでも、風力や太陽光などの自然エネルギーによる発電関連事業を「創エネルギー分野」と位置付け、当社が得意とするパワー変換技術をベースに自然エネルギーを活用する製品の開発を進めております。
 この「創エネルギー分野」において、太陽光発電用パワーコンディショナを開発し、2010年にPV1000として10kWクラスを販売開始しました。以降住宅用や100kWクラスなどラインアップを拡大してきましたが、このたびPV1000をフルモデルチェンジし、Enewell-SOL 10kW/9.9kWとして販売を開始します。
 Enewell-SOL 10kW/9.9kWは、当社が提案するメガソーラー発電施設への分散設置、低圧連系用途に適したコンパクトなサイズを実現しました。また、容量以上の太陽電池を接続することが可能で、日射の多少にかかわらず発電量の最大化が実現できます。さらに、PV1000の高周波音低減タイプと同等の静音性能を有しているため、静かな住宅街や学校・病院などの公共施設への設置にも最適です。

2.主な特長

(1)コンパクトなサイズを実現
PV1000と比較して体積を約10%小型化しました。メガソーラー発電施設への分散設置にも最適です。

 

(2)発電量の最大化
パワーコンディショナの容量以上の太陽電池の接続が可能です。日射の多少にかかわらず発電量の最大化が実現できます。

 

(3)高い静音性
30dB(12kHz帯域以下は除く)の騒音レベルを実現し、耳障りな高周波音(モスキート音)を低減しました。静かな住宅街や学校・病院などの公共施設への設置にも最適です。

 

(4)高い耐環境性
塩害地域や-20℃の寒冷地域でも対応可能な耐環境性を実現しました。

 

(5)新単独運転検出機能を搭載
新単独運転検出機能を搭載し、新JET認証(多数台連系認証)を取得していることから系統連系協議の簡素化を実現しました。(単相機種のみ)

 

(6)簡単操作&メンテナンス
操作やファン交換等を簡易化し、簡単メンテナンスを実現しました。

3.販売計画

(1)販売開始 :2014年9月(3相は12月)
(2)販売計画 : 34,000台/年

[お問い合わせ先]
株式会社 安川電機 インバータ事業部  
環境エネルギー機器事業統括部
部長 山田 達哉
TEL:(0930)23-5079
FAX:(0930)23-3010

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