新製品2014年7月15日
株式会社安川電機(代表取締役会長兼社長 津田 純嗣)は、産業用ロボットMOTOMANに最適化した2DビジョンパッケージMotoSight2Dを製品化し、7月25日より販売を開始いたします。
2Dビジョンと組み合わせたロボットシステムは、自動車業界や食品業界、電気・電子業界等で部品の位置補正や検査用途で幅広く使用されてきました。
しかしながら従来の2Dビジョンシステムでは専用のペンダントやPCが必要とされるため、部品の形状登録等の設定操作に非常に手間がかかっていました。 MotoSight2Dではこれらの専用機器をなくすとともに、ロボットを含めた一括サポートを提供することで、お客様にとってより導入しやすい製品を提供いたします。
(1)設定作業の一元化
従来の2Dビジョンシステムで必要であったビジョン専用のペンダントやPCを廃止し、MotoSight2Dではそれらの専用機器で行っていた設定や画像確認等を標準のロボット用ペンダントで全ての設定が行えるようにしました。これによりお客様は効率的に設定作業を行うことができます。
(2)選べる3モデル
処理能力、解像度の違いによりスタンダードモデル、高スペックモデル、超高スペックモデルの3モデルをラインアップしました。用途に応じてお客様の幅広いご要望にお応えします。
(3)省スペース・省配線
ビジョン専用のペンダントやPCが不要になるため従来のビジョンシステムと比べて省スペースを実現します。また、ロボットの制御盤内に2Dビジョン用の周辺機器を収納しており、配線作業も制御盤の側面にコネクタを接続するだけで完了します。 煩わしい配線作業が不要なため簡単にシステムを構築することが可能です。
(4)安心のトータルサポート
当社がロボットを含めトータルでサポートを行います。安心してご使用いただけます。
製品の組立て、ハンドリング用途
(1)販売開始 2014年7月25日
(2)販売価格 オープン価格
(3)目標販売台数 500台/年
【お問い合わせ先】
株式会社安川電機
ロボット事業部
グローバルマーケティング部
佐々木 陽一
TEL:093-645-7703
FAX:093-645-7802