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人協働ロボット「MOTOMAN-HC10DTハンドキャリータイプ」を発売
― いつでも、どこでも、簡単移動・簡単設置 ー

新製品2018年9月26日

 株式会社安川電機(本社:福岡県北九州市 代表取締役社長:小笠原 浩)は、産業用ロボットMOTOMAN(モートマン)の新たなラインアップとして、人協働ロボットMOTOMAN-HC10DTハンドキャリータイプ1(可搬質量10kg、最大リーチ1200mm)を926日(水)より販売開始いたします。

 市場の要求がめまぐるしく変化するものづくりの現場は、日々の生産計画の変化に対してフレキシブルに対応したものづくりをする必要があります。こうしたニーズに対して、MOTOMAN-HC10DTハンドキャリータイプは、人協働ロボットMOTOMAN-HC10DTと手押台車を組み合わせることで、いつでもどこでも簡単移動・簡単設置を可能にし、ものづくりプロセスのフレキシビリティを向上させます。

  • https://www.yaskawa.co.jp/wp-content/uploads/2018/09/HC10DT_01.png

    MOTOMAN-HC10DTハンドキャリータイプ

1. 主な特長

(1)人協働ロボットを手押台車に搭載、簡単移動・簡単設置を実現

 ・MOTOMAN-HC10DTは国際規格『ISO10218-1』に準拠しており、安全柵なしで人と協働で作業することが可能です2。押して運べる台車に人協働ロボットMOTOMAN-HC10DTを搭載することにより、人協働ロボットを一つの場所に固定することなく、必要とされる工程や作業エリアに簡単に移設することが可能です。

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    人手によるMOTOMAN-HC10DTハンドキャリータイプの移動

 ・台車部分にあるハンドルを回すだけで設置場所での固定や移動時の固定解除が可能です。

  • https://www.yaskawa.co.jp/wp-content/uploads/2018/09/HC10DT_Hand03.png

(2)ダイレクトティーチ機能とスマートペンダントにより簡単教示を実現

 ・ダイレクトティーチボタンを直接手でつかんで自由に操作し任意の動作を教示できる「ダイレクトティーチ機能」を備えています。直感的な操作によるロボットへの教示作業ができます。

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    ダイレクトティーチ機能による教示作業

 ・台車部分にロボットの動作教示を行うためのスマートペンダントを取り付けています。10.1インチのタッチスクリーン式の大画面で初心者向けのガイダンス・ヘルプ機能を搭載しており、ロボットを初めて使用する方でも簡単に操作していただけます。

  • https://www.yaskawa.co.jp/wp-content/uploads/2018/09/HC10DT_05.png

    スマートペンダント

(3)100V電源に対応

 100V電源に対応しており、電源につなぐだけで簡単に設置が可能です。工場以外の場所でも特別な電源工事を行う必要がなく使用できるため、ロボット適用範囲が拡大します。(3200V仕様も別途用意しています。)

2.主な用途

 装置内・装置間搬送、検査・測定、小物部品の仕分け・整列・箱詰め・ピッキング等

3.販売計画

 (1)販売時期  2018年9月26日(水)

 (2)販売価格  オープン価格

 

1: 本製品は協働運転有効状態(動作速度:250 mm/s 以下)が標準動作状態です。

2:人協働ロボットMOTOMAN-HCシリーズは安全機能により安全柵なしのシステム構築が可能ですが、全てのケースにおいてリスクアセスメントを実施する必要があります。

 

【お問い合わせ先】 

株式会社 安川電機

ロボット事業部 事業企画部 営業推進課

宇郷 徳昭

TEL:093-645-7703

FAX:093-645-7802

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