新着情報

ACサーボドライブΣ-7シリーズに
コントローラ内蔵2軸一体サーボパックΣ-7Cモデルをラインアップ

新製品2015年11月9日

 株式会社安川電機(代表取締役会長兼社長 津田 純嗣)は、201311月の販売開始以来、その性能と使いやすさにより、多くのお客様にご好評いただいているΣ-7(シグマ・セブン)シリーズに、 コントローラ内蔵2軸一体サーボパックΣ-7Cモデルをラインアップし、201512月より販売を開始します。

  • https://www.yaskawa.co.jp/wp-content/uploads/2015/11/nr732.jpg

    コントローラ内蔵2軸一体サーボパックΣ-7Cモデル

1.製品化のねらい

 このたび販売を開始するコントローラ内蔵2軸一体サーボパックΣ-7Cモデルは、マシンコント ローラMP3300ACサーボドライブΣ-7Wを一体化した製品です。両者の機能・性能を保ちながら、 小規模な装置や機構の制御に最適な構成を実現します。

 近年、お客様から多く寄せられる「装置のモジュール化」「分散システム化」「コンポーネント小型化」といった要望にもお応えするために、特に機能を強化しています。

2.主な特長

省スペース・省配線

・2軸サーボパックとコントローラ機能を一体化し、従来システムに比べて幅を34mm削減。(*1)

・装置制御に必要なI/O (*2), Ethernetポート(*3)を標準装備しており、1ユニットのみで PLCレスの小規模装置のシステムを構築可能。

・内部2軸に加え、MECHATROLINK-Ⅲ接続による外部4軸(*4)の最大6軸構成。

・従来必要だったMP3300とΣ-7W間のMECHATROLINK-Ⅲケーブルが不要。

 

②装置のモジュール化を実現

・省スペース・省配線の特長を生かして、装置のモジュール化・分散制御のシステム構成を実現。

 

③保守性向上

・コントローラ機能部のバッテリレス化を実現。定期的な交換が不要となり、メンテナンスの手間とコストを削減。

・I/Oの出力部は、保護機能を強化。(コントローラ機能用)

 

④応答性

・Σ-7Wと同等の速度周波数応答3.1kHzを実現

・高速I/O搭載。(コントローラ機能用)

・内部2軸は内部バスに接続され、コントローラからの指令/応答遅れを最小化。

 (外部軸との同期も可能)

 

⑤互換性保持

・エンジニアリングツールは、MPE720 Ver.7SigmaWin+ を使用。

 

⑥拡張性

・オプションユニット装着時、MP2000シリーズオプションモジュールによる機能拡張が可能(*5)

 

*1 : MP3300ベースユニット(1スロット版)とΣ-7W (400W)の組合せと比較

*2 : コントローラ機能部DI 16/DO 16/PI 1ch、サーボ機能部DI 14/DO7

*3 : Ethernetは富士ゼロックス株式会社の登録商標です。

*4 : スレーブ機器は最大8局接続可能。そのうち、サーボパック、インバータは4局まで接続可能。

*5:SVA-01,SVB-01,SVC-01,PO-01,MPU-01,215IF-01,216AIF-01,EXIOIFを除く

3.主な用途

・印刷機械

・包装機械

・簡易ロボット

4.販売計画

(1)販売開始日 201512

(2)販売計画  2016年度 200/

(3)販売価格  オープン価格

 

【お問い合わせ先】

株式会社 安川電機

モーションコントロール事業部

営業部販売推進課

山田 浩二

TEL 04-2962-5470

FAX 04-2966-0746

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