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ベッドサイド型下肢運動療法装置「TEM LX2 typeD」が2007年度グッドデザイン賞を受賞

お知らせ2007年10月9日

株式会社安川電機(取締役社長 利島 康司)のベッドサイド型下肢運動療法装置「TEM LX2 typeD」が、財団法人日本産業デザイン振興会が主催する「2007年度グッドデザイン賞」の「新領域デザイン部門」においてグッドデザイン賞を受賞しました。

  • https://www.yaskawa.co.jp/wp-content/uploads/2007/10/20.jpg

「TEM LX2 typeD」

「TEM LX2 typeD」の概要
 今後さらに加速する少子高齢化は、リハビリサービスの需給バランスを大きく悪化させ、またリハビリの量や質の低下が危惧されています。人手によるリハビリサービス提供量に限界があるため、ロボットによるリハビリが期待される中、当社は下肢の他動運動を行うリハビリロボット「TEM LX2 typeD」を開発しました。2003年3月から販売を開始しています。「TEM LX2 typeD」は、一般的に行われるリハビリ運動パターンを内蔵し、対象者の脚長さに合わせて自動的に運動パターン軌道を調整して実行します。使用場所(ICU、病棟、リハビリ室など)、使用者(看護師や理学療法士など)、対象者(脳卒中患者、整形疾患患者、高齢者など)に配慮した「安全設計」「コンパクト設計」「直感的でわかりやすい操作性」が特長です。
「TEM LX2 typeD」については、当社の製品・技術情報サイト「e-メカサイト」でもご紹介しています。 http://www.e-mechatronics.com/product/robot/medical/

 

 

受賞について
 グッドデザイン賞は、「良いデザインであるか」「優れたデザインであるか」だけではなく、デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいるのか評価する「未来を拓くデザインであるか」なども選出のポイントとなります。このたびの受賞は、「TEM LX2 typeD」が、生活者のニーズに応え、現代社会が抱える問題に対するソリューションを提供していることのみならず、未来の生活の質的向上に役立つものとして期待されることが評価されたものと考えております。

■審査委員による評価コメント
運動療法装置の1つとして面白い提案。プロの看護師や理学療法士などのリハビリ運動パターンを内蔵させ、模倣させるという実践的、合理的なデザイン発想も評価できる。

当社は、今後とも社会のニーズに合致した人に優しい技術・製品を提供しつづけ、人々の豊かな暮らしに貢献することを目指してまいります。

 

 

[お問い合わせ先]
株式会社 安川電機 
新規ロボット事業推進部開発第2課
開発担当課長
富崎 秀徳
Tel. (093)645-7710
Fax. (093)645-8136

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