お知らせ2018年3月28日
株式会社安川電機(代表取締役社長 小笠原 浩)は、福岡県北九州市の本社事業所内にEMC※1試験施設を新設し、同施設がテュフ ラインランド ジャパン株式会社(以下、テュフ ラインランド)からEMC任命ラボの認定を受けましたのでお知らせいたします。
社会全体に広く使われている様々な電気・電子機器は、その機器が電磁(ノイズ)現象によって周辺の機器やシステム、ひいては社会環境全般に影響を及ぼさないEMCへの対応がグローバルで求められています。当社は、長期経営計画「2025年ビジョン」において、「コア技術の進化とオープンイノベーションの融合により、社会に対し新たな価値を提供する」ことを掲げ、グローバルで競争力をもつサーボ・インバータそしてロボットを中心としたメカトロニクス製品の開発を行っている中で、EMCへの対応も積極的に取り組んでいます。
このたび新設したEMC試験施設は、従来外部に委託していたEMCに関する試験を全て内部に取り込み、様々な試験データ・ノウハウの蓄積ができます。また、テュフ ラインランドからの任命ラボ認定によって、試験から認証取得までを一貫して行うことが可能となります。よって、製品の開発期間の短縮だけではなく、さらに安全・安心なメカトロニクス製品をお客さまにスピーディーに供給することができます。
EMC試験施設の内観
・名称 株式会社安川電機 電波暗室
・所在地 北九州市八幡西区 本社事業所内
・述べ床面積 900㎡
・TÜV認定ラボ A2LA認定(ISO/IEC 17025)
【お問い合わせ先】
株式会社 安川電機
広報・IR部長 林田 歩
TEL: 03-5402-4564
※1 EMCとは、Electromagnetic Compatibilityの略。日本語では電磁両立性、電磁環境両立性とも呼ばれます。自身の電気・電子機器が動作することで発する電磁妨害波が、他の機器の動作、システムに対しても悪影響を与えず、また他の機器、システムからの電磁妨害を受けても自身が影響なく正常動作の継続を確保することです。