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安川グループ会社のグリーンアジア国際戦略総合特区法人指定について

お知らせ2024年12月27日

 株式会社安川電機(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:小川 昌寛)のグループ会社で国内外のあらゆる産業部門の生産設備・インフラ設備におけるシステム電機品を担っている安川オートメーション・ドライブ(本社:福岡県行橋市、代表取締役社長:八木田 正樹 以下YAD)が、2024年12月26日、初めてのグリーンアジア国際戦略総合特区の指定法人に指定されましたのでお知らせいたします。

1.グリーンアジア国際戦略総合特区について

 福岡県と北九州市、福岡市が共同で推進しているグリーンアジア国際戦略総合特区は、国から指定を受けた「国際戦略総合特区」の一つで、地域の強みを活かして環境を軸とした産業の国際競争力を強化し、アジアから世界に展開する産業拠点の構築を図るものです。

 地域に蓄積された産業、技術、人材、ネットワークとアジアとの近接性などの強みを生かし、日本経済の成長・発展や、アジアの環境・資源問題への貢献を目指し、産学官が一丸となって推進しています。

2.指定法人の指定について

 当社グループは国際戦略総合特区事業のひとつである「環境配慮型製品の開発・生産拠点の構築」に向けた取り組みを行っていますが、このたび、「モータ可変速装置及び高効率モータの開発・製造事業」の取り組みが、「グリーンアジア国際戦略総合特区」の事業趣旨に合致することから、指定法人の指定を受けることとなりました。

 YADは、産業部門の消費電力の大部分を占めるモータの消費電力を削減し、エネルギー使用の合理化に貢献するべく、同社の中核技術であるモータ可変速装置開発ならびにモータ開発の統合一体運営を通し、鉄鋼や非鉄鋼(セメント・化学など)などの大規模工場や大型港湾で進められるエネルギー使用の合理化に対応するための製品開発力の強化を図ります。また、脱炭素化のさまざまな課題解決に向けたニーズの多様化に対応していくため、開発・設計・製造・試験の各組織間の連携強化により生産効率の最大化を図って参ります。

 

 今回の指定により、YADは今後一定の条件を満たす製品開発を行った場合において、税制上の特例措置を受けることが可能となります。今後も同支援制度を活用し、環境を軸とした産業の国際競争力の強化、地域への一層の貢献を図って参ります。

 

 

【お問い合わせ先】

株式会社 安川電機

上席執行役員 コーポレートブランディング本部長

林田 歩

TEL 093-588-3076

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