安川グループの経営理念において、「当社グループの使命は、その事業の遂行を通じて広く社会の発展、人類の福祉に貢献することにある」と謳っており、私たちの存在意義はここに尽きます。 この理念を原点とし、創立以来100年以上にわたり、世界中のものづくりの品質と生産性を向上させることで、お客さまの経営課題、社会課題の解決に寄与してまいりました。
事業の遂行を通じた社会への貢献を進めることによって、持続可能な社会の実現と企業価値向上へとつなげる。これが当社グループのサステナビリティの基本的な考え方です。
安川グループ経営理念に基づいたサステナビリティ方針を掲げ、その方針に沿ったマテリアリティを設定しています。これらを実現する具体的な方策として、中・長期の経営計画を策定し取組みを進めております。
マテリアリティは、「事業を通じた社会価値の創造と社会的課題の解決」、「サステナブルな社会/事業に寄与する経営基盤の強化」の2つの視点から、6つを設定しています。これらの進捗については、個別に目標を設定し開示するとともに、どのように社会に貢献したか、これからどのように貢献していけるか、半期に1回のサステナビリティ委員会で社外取締役を含む経営層で議論を重ねています。
現在進行中の中期経営計画「Realize 25」では、『ソリューションコンセプト「i3-Mechatronics(アイキューブメカトロニクス)」を通じたサステナブルな社会への貢献』を事業価値として掲げています。
当社が提唱している「i3-Mechatronics」は、単なる省力・省人化を実現するだけではなく、様々に広がる経営課題に対するソリューションを提供することにより、社会全体の生産活動の改善や進化につながると考えています。ソリューションコンセプト「i3-Mechatronics」は、当社グループのビジネスそのものであるとともに、サステナビリティを実現するためのソリューションそのものです。
また、当社は安川グループ経営理念の理解深化を通じた「One YASKAWA」の文化醸成を進めています。当社事業の目的を達成するために、一人ひとりに割り当てられた役割を理解することが従業員の働きがいにつながります。さらに、人材に対する積極投資・教育やダイバーシティとインクルージョンの取組みを進めることにより、働きがいの向上につとめています。
これらの取組みを通じ、当社グループはサステナブルな社会の実現に貢献してまいります。
代表取締役社長 小川 昌寛
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