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さすが凄腕!使えるサーボ“Σ-Vシリーズ”に高性能を追求した「Σ-V-EXシリーズ」が新たに誕生!

新製品2013年1月9日

 株式会社安川電機(代表取締役社長 津田 純嗣)は、発売以来ご好評を頂いているACサーボドライブ“Σ-V(シグマ・ファイブ)シリーズ”に、より高性能を追求した「Σ-V-EXシリーズ」を新規にラインアップしました。EXシリーズ第一弾としてMECHATROLINK-III高速通信対応「Σ-V-EX001」を2012年10月21日から販売を開始しています。

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1.製品化のねらい

 近年、製品や部品の小形化・低価格化が進み、それらの生産に使われる製造装置に対して更なる高性能・高生産性への要求が高まっています。そのためACサーボドライブにおいては制御の高精度化や高頻度高加減速動作などのサーボの基本的な性能の向上が求められています。このようなニーズに応える為に、Σ-Vシリーズで蓄積したノウハウを生かし、より高性能を追求した「Σ-V-EXシリーズ」をラインアップいたします。
 今回はEXシリーズ第一弾としてMECHATROLINK-IIIの高速通信に対応した「Σ-V-EX001」をリリースいたしました。今後も指令追従性を大幅に向上した製品など、装置の高性能化を実現する製品を順次リリースしてまいります。
 また、各種規格(CEマーキング、RoHS指令、KCマーク)にも対応し、ヨーロッパ、アメリカ、アジア各国で使用が可能です。

2.Σ-V-EX001の主な特長

 Σ-V-EX001は、オープンなモーションネットワーク“MECHATROLINK-III”の高速通信に対応し、サーボドライブとして業界最速の“通信周期125μs”を実現いたしました。従来のΣ-Vシリーズでは通信周期の最小値が250μsでしたが、Σ-V-EX001では、最小値設定を125μsに設定できます。125μs周期で通信を行うことにより、以下のメリットを得られます。

 

(1)指令やモニタの高速化でスループットが向上
・上位コントローラからの指令やモニタなどに要する通信時間の短縮
・高頻度に位置決め動作を行う用途でのスループットの向上

 

(2)高速で細やかな指令が可能
・従来に比べ2倍の精度で、移動時の軌跡(移動経路)の指令が可能
・移動中の動作を重視する用途に最適

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3.Σ-V-EX001の主な用途

 半導体後工程・電子部品市場など高速高頻度位置決め用途や、軌跡精度重視用途が必要な装置に対してお使いいただけます。

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4.Σ-V-EX001の販売計画

(1)販売開始 2012年10月21日
(2)販売計画 2013年度 200台/月
(3)対象機種 回転形モータ、DDモータ、リニアモータ対応
   (100V:50W~400W、200V:50W~15kW、400V:0.3kW~15kW)
(4)販売価格 オープン価格

 

【お問い合わせ先】
株式会社 安川電機
モーションコントロール事業部
事業推進部 営業推進課
吉田 太朗
TEL:04-2962-5470
FAX:04-2966-0746

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