お知らせ2008年4月17日
株式会社安川電機(取締役社長 利島 康司)の搬送ロボット「MOTOMAN-CDL3000D」が第13回アドバンスト ディスプレイ オブ ザ イヤー(ADY2008)の製造装置部門でグランプリを受賞しました。
写真: <表彰式> ロボット事業部FPDロボット事業統括部長 大倉正彦
最近の薄型テレビ等では、高精細フルハイビジョン対応、画面の大形化、低価格化など熾烈な市場競争が行われており、この薄型パネルには高精度、大形、低価格と、相反する条件をクリアする必要があり、設備生産性を含めた生産効率の向上が求められています。
「MOTOMAN-CDL3000D」は、業界で初めて昇降軸にダブルリンク式支柱機構(昇降ストローク4000mm)を採用し、第10世代と呼ばれる3m角クラスの超大形マザーガラス基板を、高速・高精度で搬送することを実現しました。合わせて、ダブルリンク式支柱機構のフレキシブルな動作機能を活用して、専用付帯設備の削減や早期ライン立上げなどによる設備生産性の向上を可能にし、設置からパネル生産までのあらゆる場面での生産効率向上に貢献できます。
「MOTOMAN-CDL3000D」については、2007/11/29の新製品でもご紹介しています。
写真: 「MOTOMAN-CDL3000D」
アドバンスト ディスプレイ オブ ザ イヤーは、現在最も優れたFPD関連製品に与えられるものです。このたびの当社の受賞は、第10世代液晶ディスプレイの製造に用いられるクリーンルーム対応ロボットを生産・普及させ業界の発展に多大な貢献をしたことを評価していただいたものです。
当社は、今後とも新たなる挑戦を続け、社会のニーズに合致した進化するロボットで人々の豊かな暮らしに貢献することを目指してまいります。
[お問い合わせ先]
株式会社 安川電機
ロボット事業部
事業企画部
豊岡 一義
Tel. (093)645-7703
Fax. (093)631-8140