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小型塗装ロボットMOTOMAN-MPX1400を販売開始
- 手首軸の許容負荷の強化・壁掛設置時の動作領域拡大により、使いやすさを向上 -

新製品2021年4月5日

 株式会社安川電機(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:小笠原 浩)は、塗装用途ロボットMOTOMAN-MPXシリーズの新たなラインアップとして小型塗装ロボットMOTOMAN-MPX1400 (可搬質量5kg、最大リーチ1256mm) の販売を開始しましたのでお知らせします。

  • https://www.yaskawa.co.jp/wp-content/uploads/2021/04/MPX1400.png

    MOTOMAN-MPX1400

1.製品化のねらい

 当社は、スマートフォンなどの小物用途から自動車などの大型用途まで、それぞれの用途に最適化した塗装ロボットのラインアップを幅広く取りそろえています。

 このたび、家電製品や自動車のヘッドランプといった樹脂成形部品など、様々な小型製品の塗装に最適な小型塗装ロボットMOTOMAN-MPX1400を製品化しました。

 MOTOMAN-MPX1400は、当社従来機種(MOTOMAN-EPX1250)と比べて、手首軸の許容負荷の強化により、搭載可能な塗装ガンの選択肢が広がったほか、壁掛設置時の動作領域拡大による待機姿勢やメンテナンス作業時の姿勢自由度向上など、お客さまからご要望の多かった機能を強化し、使いやすさを更に追求しました。お客さまの生産スタイルに合わせた塗装システムの構築が可能なことから、生産ラインのコンパクト化やコスト低減に貢献します。

2.主な特長

1)手首軸強化により塗装ガンの選択肢が拡大

 手首軸の許容負荷を向上させたことで、従来機種よりも重量のある塗装ガンを搭載できるようになりました。複数色での塗装が可能な多連スプレー塗装ガンや塗料の微粒子化ができる小型ベルガンなど、搭載可能な塗装ガンの選択肢が広がったことで、多様化するお客さまのニーズにお応えします。

 

2)壁掛設置時の動作領域拡大により姿勢自由度を向上

 壁掛設置でのロボット旋回軸動作領域を拡大しており、狭いエリア内でもロボット待機姿勢がとりやすく、設備の省スペース化に貢献します。また、メンテナンス作業も姿勢自由度向上により作業効率が向上します。

 

3)従来機種の軸配置、リーチ長などを踏襲し、現行設備を有効活用したロボット更新が可能

 当社従来機種(MOTOMAN-EPX1250)と同様の軸配置、リーチ長などを採用しており、現行設備を有効活用したロボット更新が可能なため、設備改修費用の削減に貢献します。

3.主な用途 

 自動車ヘッドランプ、自動車内装部品、小型家電製品などの塗装

 

4.販売計画

(1)販売時期  202145日(月)

(2)販売価格  オープン価格

 

 【お問い合わせ先】

株式会社 安川電機 

ロボット事業部 事業企画部 営業推進課

安高(アタカ)博之

TEL:093-645-7703

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