INTERVIEW06
子供の頃の経験から
ロボットの道へ
フィールドとして、
次世代型ロボットの
開発に貢献
- フィールドエンジニア職(品質サービス本部)
- 柳川 雄希Yuuki Yanagawa
- 2010年入社 / 工学部 ロボティクス学科卒
Profile
子共の頃に被災した阪神淡路大震災の経験から、ロボット分野に関心。その後、大学でロボットを学び、その分野のトップランナーである安川電機を志望。
Career Path
- 2010年
- 旧安川エンジニアリング(株)入社。ロボット実習(新人研修)を受講
- 2010年
- 岡山営業所にてロボットサービス技術職に従事
- 2019年
- 関西サービスセンタロボットサービス技術職に従事
- 2020年
- 関西サービスセンタにてサービス技術職に従事
注)2019年度に旧安川エンジニアリング(株)が(株)安川電機に統合
入社の決め手は?
震災経験からロボットの可能性に着目。
学びを経て、最前線でロボットに携わる。
小学生の頃、阪神淡路大震災を経験しました。その経験から、がれきの中でも人を探索できるような、人の命を救えるようなロボットを作りたいと夢見るようになりました。そのため、大学はロボット関連の技術や知識を学べる学部を選び、ロボットには実にたくさんの活躍の場があることを学びました。特に、産業用ロボットに興味を持ち、産業展示会で安川電機を知りました。現場の最前線でロボットに携わりたいと思い、当時の安川エンジニアリングに入社。その後、会社統合などを経て現在に至ります。
入社前は「最先端のロボットに携わる」という漠然としたイメージを持っていましたが、現場でのメンテナンスは覚えることもたくさんあり、多少ギャップを感じました。ですが、「人ができない工程を自動化する」というロボットの役割に誇りを持っているのは、今も昔も変わりません。
仕事のやりがいは?
導入から稼働を支え、世代交代を提案する。
エンジニアだからこそ味わえる
喜びがある仕事。
私の仕事は、お客さま先に出張してフィールドサービスを提供すること。具体的には、導入時の試運転やセットアップ、稼働してからはアフターサービスとしてロボットの点検・メンテナンスや部品交換などを行っています。必要に応じて、ロボットのオペレーションを行ったり、老朽化したロボットのリプレイス提案や、安全のための予防保全提案をするなど、業務は多岐に渡ります。
トラブルに対処した後にお客さまから頂く感謝の言葉や、自分が携わったロボットが実際に稼働し、お客さまのものづくりの自動化に貢献していることを見届けられた瞬間など、現場で仕事をするエンジニアであれば、誰もが一度は「技術者冥利」を味わうことができます。それが、エンジニアとしてやりがいを感じる瞬間ですね。
今後の目標は?
次世代型ロボットの開発に、
フィールドならではの視点で協力したい。
現状、私が携わっているロボットのほとんどが、人がロボットに教示(ティーチング)し、ロボットがそれを再現して自動化するものですが、今後は人と共に作業を行う人協働型のロボットや、センサ技術を駆使して人にしかできなかったことを再現するような次世代型ロボットの開発が進んでいます。フィールド部門ならではの意見を開発部門に上げ、人の幸せに役立つロボット開発の一翼を担いたい、と思っています。
仕事には厳しい局面もありますが、「柳川さんだから良かった」「次回も頼むよ」など、個人として評価される瞬間もあるのが、この仕事の魅力だと思っています。
1日のスケジュール(一例)
- 08:00
- 出社、出張準備
- 08:00 - 09:00
- お客さま先へ移動
- 09:00 - 12:00
- 試運転、アフターサービス、営業活動などのフィールド業務
- 12:00 - 12:45
- 昼休憩
- 12:45 - 16:00
- 試運転、アフターサービス、営業活動などのフィールド業務
- 16:00 - 17:00
- 事務所へ移動
- 17:00 - 18:00
- 片付け、事務処理、次回の出張準備
- 18:00
- 退社