IR2010年6月3日
株式会社安川電機(取締役社長 津田純嗣)は、2009年度にスタートした中期経営計画「Challenge 100」について、新たに数値目標を掲げて取り組むこととし、併せて、内容の見直し・強化を行いましたので、お知らせいたします。
当初2009〜2011年度の3ヵ年としていましたが、今回、2009〜2012年度の4ヵ年計画に見直し、グローバル展開の加速や事業領域の拡大等、中期的な成長戦略を具体化してまいります。
国内を中心とする既存市場は、中期的に2007年度のピーク水準まで戻らない可能性がある一方で、新興国市場の成長に伴いグローバルな事業機会は拡大すると予想されます。そのため、既存事業では、効率化、付加価値向上、差別化を追求しながら、グローバル展開の加速に重点を置いて取り組みます。
同時に、2015年ビジョンの実現に向けて、ロボティクス ヒューマンアシストと環境エネルギーの両事業領域において、新しい価値・市場の創造に挑戦します。また、中期経営計画の遂行を通じて、変化に柔軟に対応し、チャレンジし続ける社風・人材を育成します。
2012年度の数値目標は以下のとおりです。既存事業のグローバル展開加速と新規事業の立ち上げにより、持続的成長と利益率10%の実現を目指します。
上記のような事業環境認識の下、以下の3つを基本方針とします。
基本方針・数値目標の達成に向けて、以下の方策に重点を置いて実施してまいります。
・「開発力」「生産力」「販売力」が着実に向上し続ける仕組み作り
・市場の伸びに依存しない事業成長戦略の遂行
・市場対応力強化によるグローバル展開の加速
・戦略的投資を通じた新たな事業領域・価値の創造
・事業を通じ挑戦し続ける人材の育成
※中期経営計画の詳細につきましては、別紙「2009〜2012年度中期経営計画『Challenge 100』」を併せてご参照ください。
【お問合せ先】
株式会社 安川電機
東京管理部 広報グループ長 林田 歩
(TEL 03−5402−4564)
本資料に記載されている業績見通し等に関する将来の予測は、当社が現時点で入手可能な情報と、合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績はさまざまな要因により、この見通しとは異なることがあります。実際の業績等に影響を与えうる重要な要因には、当社の事業領域を取り巻く国内外の経済情勢、当社製品・サービスに対する需要動向、為替・株式市場の動向などがあります。なお、業績に影響を与える要因はこれらに限定されるものではありません。