新製品2012年2月27日
地球温暖化の抑制、また震災の影響により、太陽光や風力など再生可能エネルギー活用のニーズはますます高まっています。株式会社安川電機(取締役社長 津田 純嗣)は、産業用として、業界最高水準の変換効率を実現した太陽光発電用パワーコンディショナを既に製品化していますが、今回、住宅用途向けとして200V 単相 4.5kW/5.8kW(屋内用)の販売を開始いたします。
当社は、中期経営計画「Challenge100」において、新規事業の柱の一つである「環境エネルギー」事業領域で取組みを開始しております。このなかで、風力や太陽光など自然エネルギーによる発電関連分野を「創エネルギー」分野と名付け、当社のパワー変換技術をベースに自然エネルギーを効率よく活用する製品開発を進めております。
この「創エネルギー」分野の柱の一つとして、太陽光発電用パワーコンディショナを開発、一昨年から産業用として10kWクラスを、また昨年11月から100kWクラスの販売を開始いたしました。
今回、国や自治体の補助金や、10年にわたる余剰電力の固定価格買取制度といった政策により、普及が加速している個人住宅用途向けの2機種を開発しました。独自の変換技術による高効率化や広い入力電圧範囲などの特長だけでなく、屋内設置に配慮した静音性を備え、また今後のモジュール効率向上に対応した容量としています。
(1) 高効率制御
安川独自のダイレクト電力変換を採用したパワー変換技術により, 96%以上の高変換
効率を実現しています。
(2) 広い入力電圧範囲
入力電圧DC60V~400Vで運転可能です。
(3) 自立運転機能
系統停電時の非常電源用として自立運転機能を搭載しています。
(4) 低騒音
騒音レベルを30dB以下に抑え、個人住宅で安心してお使いいただけます。
(1)販売開始 :2012年4月21日
(2)販売計画 :2012年度20,000台
※本商品は個人のお客様へ直接販売することはできません。
[お問い合わせ先]
株式会社 安川電機 インバータ事業部
環境エネルギー機器事業統括部 推進部
部長 山田 達哉
Tel:(0930)23-5079
Fax:(0930)23-3010